奈多へリポート騒音調査 始まる
警察や消防、報道関係のヘリコプター23機が、福岡空港から博多湾北側の雁の巣レクレーション隣接の旧福岡県警白バイ練習場跡地に移され、3月26日から供用が始まっています。
福岡空港の年間離着回数は18万回超に達し、約7000回を数えるヘリコプターの離着陸にも支障が生じ、その迅速な運航及び住民の安全安心のための役割を最大限発揮するとして、国土交通省が建設を進めていました。
ヘリコプターの離着陸・運航は原則、午前7時から午後9時まで、民家の上空は飛ばないとしています。へリポートは住宅地から離れていますが、騒音・超低周波音は懸念されます。今回、西に位置する海の中道海浜公園や奈多・和白小学校、和白干潟等8地点で、福岡市環境影響評価条例に基づき騒音等事後調査が約1週間、実施されることになりました。この調査は、2022年度まで、夏季と冬季の2回、実施される予定です。騒音や時間外の飛行等、懸念が生じた際は、即対応するよう当局に求めていきます。