核兵器廃絶、護憲、そして平和を訴える
69回目の「ヒロシマ原爆慰霊の日」
人類が初めて原子爆弾の惨禍に遭った8月6日。
今年もJR香椎駅前で、マイクをとり
「核兵器廃絶、集団的自衛権行使容認反対、そして平和憲法を守ろう」
と、訴えました。
昨年末の特定秘密保護法の強行採決と武器輸出三原則から「防衛装備移転三原則」への大転換、そして集団的自衛権の行使容認等、安倍首相の本来の意味とは真逆の「積極的平和主義」路線により、今年の夏は特に、遠くにあった戦争が身近に感じられます。
戦争の記憶をいかに後世に引き継ぐかも大きな課題となっています。
三月定例議会では、「命の尊さや平和の大切さを学ぶ場として、戦災の受けた地域に恒久的・総合的な平和祈念資料室の設置」や「非核平和都市宣言をおこなうべき」等要望しました。
福岡県庁の1Fロビーでは、県主催の「福岡県戦時資料展」が行われています。
原爆祈念日や「8・15敗戦記念日」を迎え、戦争の加害と被害の両面に人々の関心が高まる八月、福岡市も市民が多く訪れる天神にある福岡市役所1Fロビーを活用し、市博物館の「戦争とわたしたちのくらし」展の一部を展示する等、観光・イベント発信だけではなく、平和を発信する企画を行うべきです。