もう「海のむこうの ずっとむこう」ではありません

ベトナム社会主義共和国国慶節68周年記念レセプションが、日航ホテルで開催され、「日本・ベトナム平和友好連絡会議・福岡」(JVPF福岡)を代表し、松尾祐作会長、高木豊彦事務局長と参加しました。
現在、ベトナムには県内の多くの企業が進出し、経済的なつながりが大きくなっています。
福岡県はハノイ市と友好・協力関係を密にし、来年にはハノイ市に「福岡式ごみ処分場」が建設されることが決定しています。
また、経済関係が深まるにつれ、ベトナム留学生も増え、今年は、福岡県内の県立高校の修学旅行も実現しています。
私が副会長を務める「日本・ベトナム平和友好連絡会議・福岡」(JVPF福岡)は、ベトナム戦争枯葉剤被害児童救援と教育・文化の交流促進、ベトナム留学生との交流を主な目的とし昨年3月に結成されました。
今年は、ベトナムとの国交樹立40周年にあたります。私たちJVPF福岡は、9月にハノイ大学日本学部に「日本言語・文化・教育交流促進センター」を開設するととも、来年開催予定の枯葉剤被害児童救援ベトナムコンサートの準備を進めています。
今年4月から6月まで、九州国立博物館で「日本初 大ベトナム展」が開催されました。
そこで購入した絵本「海のむこうの ずっとむこう」(フレーベル館)には、16・17世紀の朱印船貿易を舞台に、博多の商人が交趾(コーチ:今のベトナム)のホイアン日本町を拠点に盛んに交易を行なっている様子や徳川家康に献上されたベトナム象等が描かれています。
企業間の人流・物流だけではなく、日本とベトナムの歴史・文化の交流を含め、豊かな関係を築いていきたいと考えています。
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(*写真:左から、高木事務局長、松尾会長、ヴイ・クオック・タイン総領事、私)