塩漬け土地をなくす、札幌市のとりくみ
2013年8月28日(水)~30日(金)第一委員会所属の議員さんたちと、他都市行政視察(神戸市、東京都墨田区、札幌市)に行ってきました。
一日目の神戸市では、市民サービスに直結しない市職員の人事や給与等の総務事務を行財政改革の観点から民間業者に委託している「総務事務センター業務委託事業」を視察。
二日目は老朽化した体育館をPFI方式で整備した「墨田区総合体育館」を視察。
最終日は、札幌市の「媒介制度による民間事業者を活用した公有地財産の売却について」話を伺いました。
特に、「媒介制度」という言葉は、私にとって初めて聞く言葉でしたので、札幌市の「媒介制度による民間事業者を活用した公有地財産の売却」は興味がある事業でした。
自治体が購入した公有地が何年も活用されず、「塩漬け」状態になっていることが全国的に問題になっています。
福岡市でも、学校用地として購入した土地が、計画中止後20年以上も「塩漬け」になり、利息を含めた市の負担が年々膨らんでいます。
市の施設として活用しないのであれば、この媒介制度を導入することも検討し、公有地の売却を考える時期に来ているのではないかと、札幌市の説明を聞きながら考えました。