核兵器廃絶、護憲、そして平和を訴える
68回目の「ヒロシマ原爆慰霊の日」。
今年もJR香椎駅前で、マイクをとり「核兵器廃絶、脱原発、憲法改悪反対」を訴えました。
この日は、特に、安倍政権が、集団的自衛権の行使は許されないとしてきた内閣法制局の長官人事に関して、容認派の小松駐フランス大使を起用する等、集団的自衛権の行使を憲法解釈の変更によって容認しようという動きを急速に強めていることをうけ、集団的自衛権に関するこれまでの政府見解や平和憲法の理念を道行く人たちに訴えました。
これまで歴代政府は、「国際法上、当然に集団的自衛権を有しているが、これを行使して、わが国が直接攻撃されていないにもかかわらず他国に加えられた武力攻撃を実力で阻止することは、憲法第9条のもとで許容される実力の行使の範囲を超えるものであり、許されない」としてきました。
これを無視して、解釈を変えようとするのは、これまでの国会答弁を形がい化させるものであり、立憲主義の崩壊になります。
容認することはできません。