護憲派は保守、改憲派は革新?
熊本市「水の博物館」視察を終え、高速バスで帰福。
18時より教育会館で開かれた「ピースネットワーク学習会」に参加しました。
講師は、勝山吉章教授(福岡大学)。
「安倍改憲とどう向き合うか?」という題で、改憲のねらい、アフガンやイラク戦争における日米の関わり、そして、「若者のデフォルト待望論」等々、いつもの関西弁丸出しの語りぶりで、分かりやすく話していただきました。
特に、学生と関わる中で、見えてくる若者の憲法や雇用、政治への思いは考えさせられるものがありました。
苦しい世の中を何とか変えてほしいと願っているのに、護憲派が「9条を変えるな、憲法を守れ。」と言っている、これは、旧体制(アンシャンレジ―ム)で安住している守旧派の言い分であり、自分たちの恵まれた豊かな生活を維持したいがために、何も変えるな(護憲)と言っているのだ、改憲勢力は世の中を変えようとしている、彼らこそ革新派、改革派であり、日本維新の会共同代表の橋本市長や石原氏が若者の支持を得る、そういう論理です。
私たちは、あらためて憲法が権力を縛るものであり、憲法が保障する「国民主権や基本的人権の尊重、平和主義」が未だ達成されず、道半ばであり、護憲運動が世の中を変えることを具体的な事例を提起して広く訴えていかなければならない。
「憲法を変えるのではなく、憲法で暮らしを変える」ことが重要です。