4000頭もいるの? 4000頭しかいないの?
今週、市内の住宅地にイノシシが出没したとの報道がありました。福岡市では、一昨年10月、出勤途中の会社員が襲われ怪我されたこともあり、農林水産局内に生息調査や被害対策に特化した担当課を設けました。先日、その担当課より、市内の生息数は4,000頭に推測される、今後も志賀島や能古島等で調査・捕獲を行っていくとの報告がありました。4000頭が多いのか少ないのか、わかりませんが、農作物への被害も増えていることから、これ以上増えないように対策を取らなければなりません。
志賀島では近年、ビワや夏みかん等の農作物への被害が増えており、調査と併せて「箱なわ」(鉄格子)を増設して捕獲も強化されます。志賀島や能古島へ行った際は、山中に入らないようにしましょう。福岡県のHPには、「もし、イノシシに出会ったら、急に走ると興奮させるので静かにその場を離れること、興奮しているときは、後ろを向くと襲ってくることもあるので、背中を見せないように、ゆっくりと後退するように」と呼び掛けています。
それにしても、志賀島や能古島になぜイノシシが生息しているのでしょうか?海を泳いでいたのを見かけたことがある、海岸に死骸があった等の話を聞きますが、志賀島の潮見展望台で博多湾を眺めると、なるほどと信じる気になります。