腹をくくって備えに人知を尽くさなければ

この度の豪雨により被害を受けられた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

家族とのキャンプ帰りに立ち寄った天ヶ瀬温泉や還暦の旅行で同級生らと健康を祈願した人吉市の国宝「青井阿蘇神社」、次世代エネルギーパークの視察に訪れた大牟田市、友人とともに酒蔵開きを愉しんだ久留米市城島等々、テレビの映像に写し出される無残な光景は、自分の楽しい思い出も泥につかったようで、どうにかならなかったのかと悔しい思いが募ります。あの時、世話になった方々は大丈夫なのか、被災された皆さまの一刻も早い復旧復興を願うばかりです。

 福岡市では、9日から支援物資の受け入れと義援金の募集を始めました。できる範囲でのご支援をお願いします。

【支援物資】(以下の5点のみ)

 ・マスク(箱入り・市販のみ)*手作りのマスクは不可

 ・バスタオル、フェイスタオル

 ・ウエットティッシュ(箱入り)

 ・体拭きシート、ウエットタオル(箱入り)

 ・栄養補給ゼリー飲料(賞味期限内のみ)

  *いずれも未使用・未開封

 ★受入場所、期間

   ●福岡市役所1Fロビー     7月9日(木)~12日(日) 午前9時~午後7時

    ●車の方 ⇒月隈収蔵庫 福岡市博多区月隈1丁目13-17  午前10時~午後4時

 【義援金箱】

 ・7月7日(火)~8月31日(月)

 ・市役所1F:平日、土日、祝日 午前9時~午後6時

 ・各区役所・出張所:平日 午前9時~午後5時30分

  *口座振り込みも行っています。詳細は福岡市HP,新聞等をご参照ください。

【ボランティア活動】

 *被災地からの発信があるまでは待機しましょう。

 8日の西日本新聞「春秋」に、「3年前の九州豪雨、2年前は西日本豪雨、七夕の頃は毎年豪雨に見舞われるようになった。人知を超える災害は天に祈るしかないが、荒梅雨はもはや新常識だと腹をくくって備えに人知を尽くさなければ」とありました。毎年の自然災害に関し「人のくらし、命の安全保障」が喫緊の課題となっています。そのような中、本日のニュースに「アメリカの最新鋭ステルス戦闘機F35を105機購入、装備を含め約2兆4600億円」との報道がありました。安倍政権になって防衛費が突出しています。もはや想定内となった自然災害への抜本的な対策、そして収束が見通せないコロナ禍への対応等、税金の優先度を考え直すべきです。