緊急事態宣言「延長」を受け、福岡市独自の支援策追加!
緊急事態宣言が5月31日まで延長されたことを受け、昨日、市長より新たな支援策(新規、継続)が発表されました。これまで、私たち福岡市民クラブが、要望書や提言、そして先の臨時議会で要望してきた「家賃支援の延長」や「飲食店のテイクアウト支援」「飲食店や理美容、タクシー等市民生活に必要な休業対象外施設への支援」等も盛り込まれています。他にも、文化・エンターティンメント活動支援や「感染症の家族等のサポート」(要介護の高齢者・障がい者の支援、子どもの支援、ペットの緊急預かり支援)、そして、医療・介護従事者への応援基金も創設されることになりました。追加の事業費は国の臨時交付金約35億円と市の財源、5月2度目の臨時議会で審議することになります。事業の具体的な内容や効果を質していく予定です。
◆飲食店等への家賃支援[内容を変更し継続]
県の要請を受け、15日以上休業、または休業・時間短縮し営業した飲食店などの賃料を支援
- 期間:4/7~5/6 賃料の4/5、上限50万円
- 期間:5/7 賃料の4/5、上限30万円
◆飲食店や理美容、タクシー等市民生活に必要な休業対象外施設への支援[新規]
売上が30%以上減少した事業者
- 法人:一律15万円
- 個人事業主:一律10万円
◆文化・エンターテイメント事業継続支援[追加]
ライブハウス、劇場、音楽・舞踏などの貸しスタジオに対し、無観客映像配信に係る経費を支援
- 経費の4/5、上限50万円
- アーティスト、イベント関連事業者に対し、ウエイブ配信動画制作費を支援(1事業者当たり10万円、上限50万円)
◆飲食店のテイクアウトを支援[新規]
テイクアウトを取り組む飲食店に対し、割引などの特典を付けていただくことで、1店舗当たり10万円を支援
【感染者の家族等のサポート】
◆介護者が感染した要介護の高齢者や障がい者の支援
住宅において介護者が感染し、入院する必要がある場合ある、同居の要介護の高齢者や障がい者を支援するホームヘルプ事業所等に対し、要介護者1名につき15万円支給
◆保護者が感染した子どもの支援
他に養育する人がいない場合、保護者が治療に専念できるように、「こども総合相談センター(えがお館)」で一時的にお預かりが可能。
◆飼い主が感染したペットの緊急預かり支援
飼育困難となった犬猫を「福岡市動物愛護管理センター」での預かりが可能。