松林の保存と再生
「私たちの手で、奈多松林を守ろう!」というテーマで、「地域づくり入門講座」(主催:奈多公民館・東区役所、共催:奈多校区自治協議会、協力:奈多植林会)が、奈多公民館で開かれました。
この日は、14年前から、松林の再生に取り組んでおられる藤尾治好さん(奈多植林会:前会長)が、松くい虫による被害の現状や松と海岸の関係、今後の課題など、永年、松林の再生に向け活動を続けてこられた経験からの様々な角度からの話でした。
松林が、なぜ海岸に生息し、適しているのか、松の葉の形や樹皮のしくみの説明により、「なるほど」と新しい発見をすることができました。
玄海灘周辺の松林は、ここ2,3年被害が広がっており、各地で松林再生の動きが始まっています。
美しい白砂青松を蘇らせるためにも多くの方々の理解と協力が必要です。
3月3日(日)には、現地学習として、植林活動が行われます。
「松くい虫」(マダラカミキリに寄生するマツノザイセンチュウ)に強い「スーパークロマツ」の苗木1800本を一本一本植える活動です。
地元の小学生も参加の予定です。
道具は不要です。
ご家族で参加してみませんか。
◆日時:3月3日(日)午前10時~12時
◆場所:福岡市東区奈多2丁目 奈多グラウンド(志式神社横)
◆問い合わせ:奈多公民館
福岡市東区奈多2丁目14-2 TEL:092-607-4697