新型コロナ感染症対策~臨時議会
本日(4月30日)と明日(5月1日)の両日、福岡市議会臨時議会が開催されます。新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた補正予算案1105憶9000万円が中心です。主な事業は、「特別定額給付金 給付事業(一人10万円)」の申請・給付や犯罪防止策とDV被害者への対応策。経済対策として、県の休業要請をうけた中小企業・小規模事業者への家賃補助52億円や外出自粛を促すための飲食のデリバリー利用促進4億円、事業者向けテレワーク導入支援1億円等。教育関連として、2023年度を目標としていたGIGAスクール構想事業を前倒し児童生徒約12万人(一人1台)のPC端末を来年1月までに整備するための予算。医療関係者や介護職員、保育関係職員への特別給付金の支給。軽症患者の輸送体制の強化や救急活動中の感染リスク低減のための救急車への関連機器の導入等々。これらの財源は市の財政調整基金からの充当と国から地方創生臨時給付金となっています。今回の補正予算は、現在のコロナ難局を何とか乗り越えるための事業に関連した予算ですが、福岡市の感染者は350人を超し、まだまだ予断を許さない状況で、5月6日となっている緊急事態宣言解除が遠のき、長期化する事態もあります。ステイホームで、我慢している全ての市民が、連休明け5月6日を過ぎても「来るべき日まで、家族と仲間と恋人と、ともに頑張るぞ」と支える施策・事業とならなければなりません。本日は、各派議員による議案質疑の後、経済振興委員会で具体的な事業を審議し、接待を伴う飲食業や性風俗店の従業員への休業補償も求める請願書も審議されます。審議が遅くなることも予測されますが、寄せられた多くの市民の声・要望を事業に反映させるため、しっかりと本会議、委員会に臨みます。