敬老のお祝い
今日は「敬老の日」。
生まれ育った奈多の公民館で開催された敬老祝賀会でお祝いの挨拶をさせていただきました。
「1945年の敗戦から2年後の1947年、初めての敬老会が農閑期の9月15日に兵庫県野間谷村で開かれた。
戦後の貧しい時代、家庭では老人に礼を尽くす余裕などなく、お年寄りが疎外感をいだくことも多かった。
そんな風潮に疑問を持った当時35歳の村長が
『高齢者を大切にし、長年培ってきた知恵を借りて村づくりを進めよう』
と村独自の祝日にして開いたという。
この動きが全国に広がり1966年に「敬老の日」として国民の祝日になった。」
ということが、西日本新聞(9/19)の社説に記載してあった。
世代を超えて村づくり、地域づくりに取り組もうとした村長の努力に敬意を表したい。
3・11の大震災以降、地域の絆、つながりを如何に創っていくかあらためて考えさせられます。
さて、奈多公民館の会場では、子どもの頃、小刀で竹トンボ作っていた際に指を切り、出血が止まらず、たばこの葉を巻いて治療してくれた近所の八百屋のおばさんや竹の筒でうなぎを獲ることを教えてくれた怖い漁師のおじさんも、今は髪も真っ白、くしゃくしゃ顔で古くからの仲間とともに楽しく過ごしておられました。
また、来年この会場でお会いできるように元気に過ごしていただきたいと願うばかりです。
敬老祝賀会の準備やお年寄りのお世話をいただいた町内役員の皆さま、民生委員、福祉協議会の皆さま、本日は大変ご苦労さまでした。
あらためて感謝申し上げます。