子どもたちの歓声を 再び
昨日から福岡市の小・中・特別支援学校でも約3ヶ月ぶりに全員登校が始まり、町内会やPTAの皆さんと朝の見守り活動に参加しました。北九州市内の小学生の感染のニュースもあり、子どもたちは、嬉しいというより少し心配そうな顔をしての登校でしたが、新一年生はお兄ちゃんやお姉ちゃん等との一緒の登校で、元気いっぱいです。長期間の休校がようやく終わり、学校再開は喜ぶべきことですが、学校現場は大変です。感染防止に向けての教室や廊下、トイレ等の消毒、そして学習習慣が薄れている子や生活リズムが低下している子への対応等、学校現場は長期間、模索が続きます。市や教育委員会には、学校からの要望を待つのでは、先手先手の方策が求められます。
昨日は、教育委員会から「子どもの安全確保」と「学びの保障」の視点から、学校の全面再開にあたっての新たな取り組みが発表されました。小学校5・6年生の少人数編成のための加配教員の配置や学習指導員の派遣、タブレット端末の前倒し整備などは、私たち福岡市民クラブがこれまで要望してきたことであり、大いに歓迎すべきところです。これらは感染防止策や経済追加策等とともに、今月15日開会予定の6月議会で審議されます。今、学校は子どもたちに寄り添うことができるよう、より多くのマンパワーを切望しています。現場の声を伝え、教室や運動場から子どもたちの歓声が再び響く学びの場になるための支援策を求めていきます