初の代表質疑
2月17日から3月25日までを会期に、第一回定例議会が始まりました。
2月20日までは2013年度関係議案の審議と採決、
21日から3月25日までは2014年度関係議案の審議と採決の日程です。
代表質疑2日目の4日、私は会派を代表して、初の代表質疑に臨みました。
持ち時間は、31分。
この間、わが会派の主張である
「憲法を暮らしに活かし、平和・人権・教育・福祉・環境を重視した市民生活優先の住みよいまちづくりの実現」
に向け、市の財政運営の基本方針や教育問題を含め11項目の質問文を高田議員や池田議員とともに練ってきました。
質疑の主旨は以下の通りです。
1、財政運営の基本姿勢
●行財政改革プラン
●税財源の確保
●市債残高の削減と財政健全化
2、平和行政の推進
●平和祈念資料室の設置
●非核平和都市宣言
●米軍基地の完全返還
●平和憲法の理念に基づく市政運営
3、玄海原発の再稼働問題と原子力安全協定の実効性、再生可能エネルギーの取組み
4、子ども施策
●子どもの貧困対策や地域における子育て支援と子どもの権利擁護
●保育行政等
●女性の貧困問題
5、笑顔で暮らせる福祉都市づくり
●高齢者保健福祉対策の充実
●障がい者福祉
●障がい者の雇用の拡大と支援策
6、子どもたちに豊かな学びを保障する取り組み
●少人数学級編成
●特別支援教育
●男女平等教育の推進
●いじめや不登校などの問題を抱える子どもへの支援体制
●全国学力・学習状況調査の結果公表の取り扱い
7、ジェンダー平等社会の実現に向けて
●女性への暴力の根絶について
●男女共同参画推進のための諸施策
8、人権・同和行政の推進
●「福岡市における人権に関する市民意識調査」に基づく施策
9、公共交通の活性化、並びに交通体系の推進
●地下鉄箱崎線と西鉄貝塚線との直通運転化
●公共交通空白地、不便地域における地域コミュニティバス等の運営支援
10、若者の就労支援
●正社員就職支援の取り組み
●いわゆる「ブラック企業」への対策
11、農水産業の振興
●農水産物のブランド化の推進や販売力強化
●担い手の確保
高島市長並びに教育長から、
特別支援教育支援員を昨年より20名増やし170名にすること、
いじめや不登校などの問題を抱える子どもへの支援のため、スクールソーシャルワーカーを12名から24名に倍増すること、
人権・同和行政の推進に関して「市民意識調査」の結果を踏まえ、効果的な施策の推進に努めていくこと、
正社員就職支援について、新卒者などに対し、地場企業が参加する「会社合同説明会」の開催を含め、マッチングの強化を図っていくこと、
フリーターなどの若者に対してIT技術を習得できる講座を実施すること、
労働関係法令や制度を分かりやすく解説した「働くあなたのガイドブック」の発行・周知啓発を行うこと等々、
具体的な答弁を得ることができました。
しかし、
高齢者福祉や障がい者福祉、保育施策など、
まだまだ不十分であり、これからの議会において、他都市の先進的事例や市民生活の事例をあげながら要望を続けていきます。