人の世に熱あれ 人間に光あれ
福岡サンパレスホールで開催された部落解放同盟福岡市協議会の旗びらきに参加し、福岡市の渡邊副市長、大久保参議院議員の挨拶に引き続き、社民・市政クラブ福岡市議団を代表し、連帯の挨拶をさせていただきました。
十数年前、次の時代は、「平和・人権・環境の21世紀だ」と皆が希望を持ちました。
20世紀が、戦争と環境破壊、人権侵害の歴史の連続だったからです。
そして、希望あふれるはずであった今世紀がスタートして、13年。
その希望は叶おうとしているか、疑問符?が付きます。
昨年は、今の部落解放同盟の前身である「全国水平社」の結成90周年でした。
その時、読み上げられた日本初の人権宣言と言われる水平社宣言の最後の言葉に
「人の世に熱あれ、人間に光あれ」
のフレーズがあります。
小学6年生を担任していた時、社会の教科書に記載されているこの文章を目にした子どもたちが、目を輝かせ「よかった~」と言ったことが忘れることができません。
私たち一人一人が持つ将来への希望や安らぎが、誰にも侵されることのないように、また隣にいる人の希望や安らぎも大切にする「水平の絆、横の絆」を創っていかなければならないと思います。